
東京からのアクセスがよく、富士山を望む遊園地として好評を集める富士急ハイランド。この記事では、そんな富士急ハイランドのチケット購入方法や人気アトラクション、さらに東京からの交通アクセスについて詳しく紹介します。
目次
山梨県富士吉田市にある「富士急ハイランド」は、日本を代表するアミューズメントパークの一つです。園内から富士山を望むこともでき、観光スポットとしても人気を集めています。ギネス記録を持つジェットコースターもあり、絶叫マシン好きにはたまらない場所です。
絶叫マシンやお化け屋敷だけでなく、キャラクターゾーンなど、小さな子どもも楽しめるエリアがあるため、カップルや友人同士だけでなく、ファミリーでも楽しめる人気スポットとなっています。
富士急ハイランドでは入園料が無料です。ただし、窓口で必ず入園券の発行が必要な点には注意してください。アトラクションの利用については、フリーパスや優先チケットがあるので、以下で詳しく紹介します。
富士急ハイランドのチケットには、入園券とは別に、以下のタイプがあります。
チケットタイプ | 料金 |
---|---|
1日フリーパス | 大人 (18歳~64歳):6,000~7,800円 中高生:5,500~7,300 円 小学生:4,400~5,000円 シニア (65歳~):2,100~2,500円 |
アフタヌーンパス *13時以降利用可能 | 大人 (18歳~64歳):4,100~5,900円 中高生:3,800~5,600円 小学生:3,500~4,100円 シニア (65歳~):1,700~2,000円 |
絶叫優先券 *フリーパスもしくは利用券が別途必要 | 900円〜2000円 |
フリーパスは価格変動制のため、日により料金が変わる点に注意しましょう。
上記フリーパスの他にも、トーマスランドのアトラクション乗り放題パスや、開園前の入園が可能となる優先入園特典付きフリーパスがあります。チケットは販売期間が限定されるものもあるため、最新の情報は公式サイトで確認するのが安心です。
フリーパスを利用せずにアトラクションを利用することも可能で、その場合の料金は、人気絶叫アトラクションは2,000円、その他絶叫アトラクションは800〜1,500円、キャラクターエリアのアトラクションは500〜800円となっています。
アトラクションごとに利用券を購入して乗ることもできますが、人気絶叫アトラクションに3つ以上乗るなら、フリーパスの利用とした方がお得です。
ほとんどのチケットはアプリや公式サイトで事前購入が可能です。
■アプリでチケットを購入する
「Qちゃん」という公式アプリでは、園内のマップのチェックや、各アトラクションの待ち時間の確認だけでなく、チケットの購入もできます。アプリでの顔登録を済ませておくと入園もスムーズです。
■窓口でチケットを購入する
チケット購入後は払い戻し不可となるため、ギリギリまで予定が決まらない場合などは窓口に行っての購入が便利です。
■公式サイトでチケットを購入する
会員登録が必要になりますが、公式サイトでもチケットの購入ができます。
ここからは富士急ハイランドの人気アトラクションを紹介していきましょう。
FUJIYAMAは、高さや時速、巻き上げの長さや落差などでギネス世界記録に認定されたアトラクションです。絶叫コースターの代表として、富士急ハイランド開園以来ずっと人気を集め続けています。リピーターも多い、王道のジェットコースターです。
暗闇での急降下や急加速、ひねりや落下など規格外の体験を提供するのは高飛車。最大落下角度121度でギネス世界記録に認定されており、内側をえぐるような感覚の落下体験ができるのはこのコースターならではです。
ええじゃないかは、14回の総回転数でギネス認定を受けたコースターです。座席が前や後ろに回転し、走る方向も前後する変則的な動きに加え、足がブラブラして踏ん張りもきかず、浮遊感が強烈なコースターとなっています。
ZOKKONは、バイクライド型のコースターです。4回の加速と急旋回、トンネル内走行、バック走行など、スリリングな展開が続きます。富士山を横目に爽快なライドを楽しみましょう。
高さ59mのタワーを上下しながら回転するブランコで絶叫できるのは鉄骨番長です。足がブラブラした宙吊り状態での回転は刺激的。富士山を遠くに見ながら、思いっきり絶叫して楽しんでください。
パニック・ロックは縦に回転するスリルアトラクションです。足がつかない浮遊感と、予想できない不規則な動きでハラハラすることでしょう。
巨大スクリーンに富士山や湖が映し出され、フライトシミュレーションライドができるのは
富士飛行社です。美しい富士山の姿を見ながら、まるで飛んでいるような体験ができます。
富士急ハイランドの目玉と言っても過言ではない戦慄迷宮。絶大な人気を誇るお化け屋敷アトラクションです。怖すぎて途中リタイアしてしまう人も出るというお化け屋敷にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
富士急ハイランドには絶叫系アトラクションだけでなく、観覧車や人気キャラクターのテーマエリアもあります。
人気絵本の「リサとガスパール」の世界観を表現したリサとガスパール タウンというゾーンもあります。カフェやショップが軒を連ね、パーク内での休憩で立ち寄るのにもおすすめです。
きかんしゃトーマスのテーマパークであるトーマスランドでは、ミニコースターやトーマスライドなど12種類のアトラクションが楽しめます。トーマスプレートで食事が運ばれてくるレストランやグッズショップも人気です。
富士急ハイランドを十分に満喫するなら、1日は確保したいところです。日帰り旅行も可能ですが、周辺にも見どころは多く、1〜2泊して周辺観光も楽しむのがおすすめです。
宿泊を検討したい人に向けて、ここでは、富士山周辺の豊かな自然の中で一味違った体験ができるグランピング施設を紹介します。
富士山と河口湖の間にあるAWAUMIには、合わせて16棟のヴィラとキャビン、ドームテントがあります。どの棟にも天然温泉風呂とサウナが完備され、完全プライベート空間で贅沢な時間を過ごせます。共有スペースとなる屋外リビングエリアには宿泊客が使える専用プールや焚き火台があり、優雅なひと時を過ごせること間違いなしです。
富士山周辺の人気観光エリア「河口湖」より徒歩8分のグランピング施設です。
ドーム型のプライベートグランピングや、アウトドア初心者にも安心のグランピングキャビンが用意されています。富士山を180°の大パノラマで楽しめる眺めも格別です。
富士山麓の自然を大満喫できるのはグランピングリゾート-ヴァリエ-。ドーム型のグランピング施設で、焚き火台のレンタルや、スキレットやホットサンドメーカーといったキャンプ道具のレンタルサービスも行っています。富士山麓の原生林に囲まれてのアウトドア体験を求めている人におすすめです。
最後に、富士急ハイランドへのアクセス方法について解説します。東京から富士急ハイランドへは、バス、電車、車で向かうことが可能です。
東京から富士急ハイランドへはさまざまな駅から高速バスが出ています。主な路線については、以下を参考にしてください。
出発地 | 所要時間目安 | バス運行会社 |
---|---|---|
バスタ新宿 | 100分 | 富士急行バス(京王バス) |
東京駅 | 110分 | 富士急行バス(ジェイアールバス関東) |
品川駅 | 115分 | 富士急行バス(京急高速バス) |
成田空港や羽田空港からのバスも出ていて便利です。バス路線によっては、運行便数が少なかったり、土日祝日の運行に限られている場合もあるため、詳しくは富士急行バスのホームページで確認してください。
東京から富士急ハイランド最寄りの「富士急ハイランド駅」までは、直行便なら新宿駅、立川駅、八王子駅より特急列車「富士回遊」が出ています。直行便にこだわらなければ、以下のルートのように大月駅で乗り換えて富士急行線の電車で向かうのが簡単です。
出発駅 | 乗り換え駅 | 到着駅 | 所要時間目安 |
---|---|---|---|
新宿 | 大月 | 富士急ハイランド駅 | 110分 |
東京 | 新宿 & 大月 | 富士急ハイランド駅 | 120分 |
羽田空港 | 浜松町 & 新宿 & 大月 | 富士急ハイランド駅 | 120分 |
成田空港(千葉県) | 東京 & 大月 | 富士急ハイランド駅 | 150分 |
レンタカーなど、車で富士急ハイランドへ向かうことも可能です。東京方面から向かうには、高速道路を利用すると1時間半ほどの道のりで、車種や料金の支払方法により3,000円〜5,000円ほどかかります。料金のかからない道で行く方法もありますが、3時間半ほどの道のりです。道が込みやすい年末年始や夏休み、日本の行楽シーズンとなる5月頭頃は渋滞の可能性も考慮して計画を立てるのがよいでしょう。
以上、富士急ハイランドのチケット購入方法や人気アトラクション、宿泊施設や交通アクセスについて詳しく解説しました。
富士急ハイランドは、観光で人気の河口湖エリアにもほど近く、周辺にはグランピング施設など一味違った宿泊体験ができる場所も多くあります。富士急ハイランドへの旅行を計画する際は、園内のアトラクションだけでなく、周辺観光も合わせて楽しめるよう計画を立てるのがおすすめです。
※本コラムは、2024年12月現在の情報に基づいて作成されたものです。各施設の最新情報は、公式サイトをご確認ください。
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