
Provided by: Japan Association for the 2025 World
2025年の開催が決定している「大阪・関西万博(EXPO 2025)」は、世界中から注目を集めるイベントです。
この記事では、そんな大阪万博2025の基本情報からアクセス方法、チケット情報や見どころまで、事前に知っておくべきことを紹介します。
大阪万博2025を最大限楽しむためのガイドとしてぜひ参考にしてください。
目次
大阪・関西万博(EXPO 2025)は、2025年に大阪で開催される国際博覧会です。
世界中の国や機関が集まり、最新技術や文化、芸術が展示されます。
国際博覧会は「登録博覧会(登録博)」と「認定博覧会(認定博)」に分類され、大阪・関西万博は5年に1度開催される登録博であり、大規模なものです。
2005年に愛知で開催された「愛・地球博(愛知万博)」以来日本での万博開催は20年ぶり、大阪での開催は55年ぶりとなり、大きな進化を見せるであろう大阪万博2025に期待が集まっています。
大阪万博2025のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
このテーマのもと、大阪万博2025の目的は「2030年までのSDGs達成への貢献」と「仮想と現実を融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心社会の実現」です。
また、コンセプトには「未来社会の実験場」があり、大阪万博2025がアイディアの交換・共有の場となることを目指しています。
さらに、大阪万博2025では基本計画に沿って、下記の5つの特徴が与えられています。
1.海と空を感じられる会場
2.世界中の「いのち輝く未来」が集う万博
3.未来の技術と社会システムが見える万博
4.本格的なエンターテインメントを楽しめる万博
5.快適、安全安心、持続可能性に取り組む万博
これらは、この後紹介する見どころの部分にもよくあらわれています。
大阪万博2025の開催日程と開催地は下記のとおりです。
開催日程:2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月)
開催場所:大阪・夢洲
大阪万博2025は184日間にわたって開催されます。
開催場所の夢洲は人口島で、大阪府大阪市の最西端に位置しています。
大阪万博2025の会場となる夢洲は、大阪国際空港(伊丹空港)や関西国際空港、新幹線の停車駅でもある新大阪駅や新神戸駅に近い場所にあります。
大阪万博2025の開催に向けては、空港から会場までの空港バスが運行される予定です。
電車でのアクセスについては、開催に合わせて大阪市内と開催地の夢洲をつなぐOsaka Metro中央線が開通し、新幹線で会場を訪れる場合は、次のようなルートがあります。
・JR「新大阪駅」→ JR「大阪駅」 → JR「弁天町駅」→ Osaka Metro「夢洲駅」
・Osaka Metro「新大阪駅」→Osaka Metro「本町駅」→ Osaka Metro「夢洲駅」
また、夢洲の最寄駅 JR「桜島駅」から大阪万博2025の会場まで直通シャトルバスの運行も予定されているので、大阪市内から普通列車での移動とシャトルバスでの移動を合わせたアクセスも可能です。
ほかに、新大阪駅や大阪駅、尼崎駅などからも直通シャトルバスが運行される予定です。
荷物ですが、スーツケースやキャリーケースなどのキャスター付きの荷物の持ち込みは禁止されています。近隣のコインロッカーや荷物預かりサービスをご利用いただくことをおすすめします。
大阪万博2025のチケット料金や購入方法、入場方法についても事前に確認しておきましょう。
大阪万博2025の入場チケットには次の5つの種類があります。
前売り限定チケット:大阪万博2025開幕日から指定の日まで1回の入場が可能となる早割チケット
複数回入場パス:指定期間中何度でも入場が可能となるパスチケット
特別チケット:障がい者手帳を持っている人や3歳以下を対象とした特別チケット
会期中チケット:1日券や平日券、夜間券などの大阪万博2025会期中に購入できるチケット
団体チケット:団体向けチケット
チケットには5つの種類に加えて、さらに細かなタイプがあります。
主なチケット料金は以下の通りです。
大阪万博2025チケットの種類 | チケット料金 |
---|---|
前売り限定チケット ・開幕券 ・前期券 ・早割一日券 | 大人 (満18歳以上) 4,000円〜6,700円 中人 (満12歳以上17歳以下) 2,200円〜3,700円 小人 (満4歳以上11歳以下) 1,000円〜1,700円 |
複数回入場パス ・通期パス ・夏パス | 大人 (満18歳以上) 12,000円〜30,000円 中人 (満12歳以上17歳以下) 7,000円〜17,000円 小人 (満4歳以上11歳以下) 3,000円〜7,000円 |
特別チケット ・3歳以下無料券 | 3歳以下 0円 |
会期中チケット ・一日券 ・平日券 ・夜間券 | 大人 (満18歳以上) 3,700円〜7,500円 中人 (満12歳以上17歳以下) 2,000円〜4,200円 小人 (満4歳以上11歳以下) 1,000円〜1,800円 |
大阪万博2025の入場チケットの購入から入場までをステップで紹介します。
【STEP 1:万博IDに登録】
大阪万博2025の入場チケット購入には万博IDが必要です。万博IDへの登録にはメールアドレスが必要で、仮登録→プロフィール登録→初回ログイン時本人認証設定の流れで登録となります。
【STEP 2:チケットの購入】
万博IDにログインし「入場チケット購入サイトはこちら」から「EXPO2025デジタルチケットサイト」に進んで購入手続きをします。
【STEP 3:来場日時予約】
大阪万博2025へ入場のためにはチケットの購入だけでなく、来場日時の予約が必要です。
EXPO2025デジタルチケットサイトに万博IDを使ってログインし、「予約・抽選」のタブ内「STEP1 来場日時予約」にある「予約するチケットを選択」から進むと来場日時を設定できます。
【STEP 4:イベントやパビリオンの抽選申込】
来場予約日時にあわせて、パビリオンなどの観覧予約が可能です。
EXPO2025デジタルチケットサイトの「マイチケット」から手続きが可能で、来場日の3か月前から3回の抽選申し込みができます。
【STEP 5:大阪万博2025への入場】
大阪万博2025会場ではQRコードをかざして入場します。QRコードと一緒に表示される「入場ゲート」を確認し、正しいゲートから入場しましょう。
大阪万博2025では、さまざまな展示やイベントが行われます。特に注目すべきポイントをいくつかご紹介します。
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大阪万博2025の会場施設自体も見どころの一つです。
日本の建築家・藤本壮介氏によって設計された「大屋根(リング)」は世界最大級の木造建築で、「多様でありながら、ひとつ」という大阪万博2025の理念を表しています。
ほかに、大阪万博のシンボルとなる「EXPOホール」や近未来的な「EXPO ナショナルデーホール」なども見どころです。
各国が自国の最新技術や文化を紹介する「海外パビリオン」も大阪万博2025の見どころです。各国の魅力を感じるとともに、先進技術に触れる機会を得られます。
各パビリオンはそれぞれの国が掲げるテーマに沿い、オリジナリティ溢れる建築デザインとなっているので、外観も含めてさまざまな展示を楽しみましょう。
大阪万博2025では、日本政府や日本国内のさまざまな企業によるパビリオンも設置されます。
高さ約17mの実物大ガンダム像が立つ「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」や、来館者が楽しみながら環境保護の考え方を学べる「BLUE OCEAN DOME」など、さまざまな展示を楽しめます。
大阪万博2025の「シグネチャーパビリオン」は、各分野を牽引する8人のプロフェッショナルたちが、それぞれのテーマに合わせてプロデュースしたものです。
リアルとバーチャルが融合した体験を通じて、「いのち」について考える機会を提供することが意図されています。
シグネチャーパビリオンは次の8つがあります。
・Better Co-Being
・いのちの未来
・いのちの遊び場 クラゲ館
・null²
・いのち動的平衡館
・いのちめぐる冒険
・EARTH MART
・Dialogue Theater –いのちのあかし–
大阪万博2025の会場でしか味わえないバーチャルとリアルの融合体験を堪能しましょう。
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大阪万博2025会期中は、さまざまな式典やイベントが開催されます。
大阪万博開幕日から8日間は、AIとバーチャルを組み合わせた音楽体験ができる「Physical Twin Symphony」というイベントが開催予定です。
また、各国のナショナルデーや国際機関のスペシャルデーが設けられており、当日は式典と文化イベントが行われます。
大阪万博開催中毎夜行われる、水と空気、光、炎、映像、音楽が織りなす水上ショー「アオと夜の虹のパレード」も見逃せません。
大阪万博2025の公式キャラクターは「ミャクミャク」です。
赤い部分は「細胞」、青い部分は「清い水」で、人懐っこくちょっとおっちょこちょいなところがあるキャラクターです。
大阪万博2025開催前からすでにミャクミャクをデザインしたラッピング電車が走っています。
大阪万博2025への来場を含めた旅行を検討するなら、より日本らしい体験のため、大阪で一棟貸切の宿泊プランを検討してみてはいかがでしょうか?
おすすめの施設を2つ紹介します。
大阪湾を望む絶景を楽しめるグランピング施設「スカイドーム阪南」では、大型ドームテントを1棟貸切でラグジュアリーなグランピング体験ができます。
食事付きプランでは、なにわ黒牛やタコなど、大阪の地元食材を中心にしたグランピングBBQがお腹も心も満たしてくれます。
関西国際空港からのアクセスが便利な「臨空の宿 MARUYA Izumisano」もおすすめです。
広々とした共有スペースや和洋の部屋が6室あり、19人までの滞在が可能なため、グループ旅行や家族・親族旅行にも最適な施設となっています。
大阪万博だけでなく、ユニバーサルスタジオジャパンや海遊館を訪れる旅行拠点にも最適です。
さらに万博旅行を満喫したいなら、大阪近郊エリアを訪れるのもおすすめです。せっかく大阪にやって来た機会を活かし、大阪から少し足を伸ばし、通常の旅行とは少し違ったグランピング旅行にしませんか?
観光はもちろん、関西の自然を楽しめるグランピング施設をピックアップしてみました!
夢洲から1時間以内、神戸三宮から約20分でアクセス可能な「グランドーム神戸天空」。神戸の絶景を見下ろしながら、源泉かけ流し温泉やBBQなど様々な体験を楽しむことができます。温泉やサウナが付いているお部屋もあり、さらなる癒しの時間をお過ごしいただけます。
関西のリゾート地、淡路島へも電車で約2時間、車で約1時間ほどで行けることはご存じでしょうか?淡路島でドームテントに泊まれるおすすめの施設のひとつが、海を眺めながら、アウトドアを満喫できる「グランピングリゾートAwaji」です。プライベート空間で焚き火を楽しんだり、ハート形のプールでリゾート気分を味わってみたり…過ごし方は思いのまま!
よりリゾート気分を味わいたい方にぴったりなのが、プール・サウナ・ジャグジー付きの「プライベートヴィラAWAJI ジェイアイランド」です。明石海峡大橋を眺めながら、ラグジュアリーな非日常をお過ごしください。最大定員8名のルームチャージ制なので、2世帯旅行としてもお得にご利用いただけます。
日本の代表的な都市である京都。主要な京都市内を訪れるのもいいですが、市内から少し離れた京北で静かな風情ある京都で休日を過ごしてみるのはいかがでしょうか。「ルトゥール京都」では、京都ならではの絶品料理や清流を眺めながら入れる客室風呂をお楽しみいただけます。
京都から意外とアクセスしやすい、琵琶湖が有名な滋賀。そんな琵琶湖がすぐそばにある、「レイクサイドテラス琵琶湖」は全室客室温泉付きの体験型アウトドアリゾートです。アウトドア感満載のドーム型テントから、アウトドアとホテル客室が合わさったようなラグジュアリーなお部屋まで…アウトドア初心者の方も安心してご利用いただけます。
関西のもうひとつの代表的なリゾート地、白浜。白浜でラグジュアリーなリゾート気分を味わうなら、「AnElandグランドーム和歌山白浜」がおすすめです。海に囲まれた中、ゆったりとプライベート空間をお楽しみください。大切な人と祝うアニバーサリーにも最適です。
以上、大阪万博2025について、開催テーマや見どころ、アクセス方法や入場方法をまとめました。
大阪万博2025のテーマは、未来のためのアイディアの創造や共有に重きが置かれており、万博への来場は新たな気づきや学びのきっかけを得る貴重な体験となることでしょう。
大阪万博2025を訪れる際は、大阪周辺の観光スポットだけでなく、グランピング施設などの宿泊施設もチェックして、さらに特別な日本体験ができるよう計画してみてください。
※本コラムは、2025年1月現在の情報に基づいて作成されたものです。各施設の最新情報は、公式サイトをご確認ください。
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