グランピング専門コンサル・集客支援事業を行う「㈱ブッキングリゾート」のWEBサイトにアクセスいただき、ありがとうございます。
コロナ禍でも市場拡大しているグランピングビジネスに興味・関心をお持ちの事業者様が急増しています。弊社へのご相談も2020年以降、かなり増加しておりますので、コンサルティングサービスの特徴についてご案内したいと思います。
手順 | グランピングコンサルティングの内容 |
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STEP1 | 現状に関するヒアリング ・グランピング事業への参入背景 ・グランピング用地の確保状況 ・事業予算に関するお考え(ヒアリング) |
STEP2 | 立地診断 ・各種法規制の確認と対策(都市計画法・開発規制・消防規制など) ・商圏人口、競合施設の調査 ・開発工事予算の推測(行政機関への事前相談) |
STEP3 | グランピング施設の企画 ・コンセプト企画 ・ラフ図面の作成 ・投資、収支シミュレーションの提示 |
STEP4 | グランピング施設の開発工事 ・開発許可申請(必要な場合のみ)に関するサポート ・建築工事等の見積もり入手に関するサポート ・施設開発コストの抑制に関するサポート |
STEP5 | グランピング施設の開業準備と運営 ・購入備品リストと予算の提示 ・予約サイトの企画と製作 ・開業リリースとテレビ、雑誌の取材獲得活動の実施 |
STEP6 | 施設運営オペレーション体制の確立 ・食事プラン、食事提供方法に関するサポート ・予約受付、精算業務に関するサポート ・リネン業者、クレジット決済業者の選定やご紹介(必要に応じて) |
STEP7 | グランピング施設の運営 ・WEBマーケティング、広告の実施 ・団体客、法人客の集客支援 ・冬季、平日の集客対策の立案とアドバイス |
グランピング事業の特徴(良い点)を下記に整理しています。
グランピングは大都市周辺が好立地ではありますが、施設のコンセプト次第で商圏設定を広げることが可能で、地方創生の一助になるビジネスです。
また、ホテル・旅館と比較しても投資額が小さく、資本回転率の高いビジネスという特徴もあります。
「ホテル敷地内の遊休スペースの活用」
ホテルと日帰り温泉施設の複合施設
ドームテント8棟の施設開発、食事プランの企画、食事キットの提供、WEB集客、テレビ取材の獲得 等
2020年8月OPENより12月まで稼働率96.8%を記録
当初のクライアント事業者であるA社様からいただいたご相談は、「運営ホテルに広い遊休地があり、ホテルの運営コストを賄えるような新事業を検討したい。また、施設全体を地域活性化のために有効活用できるアイデアがほしい。」といった内容でした。
また、コンサルティングのご依頼を受けた時点で、ホテルの収支はかなり厳しい状況で、大規模な投資にも制約がある状況でした。
ホテルの立地自体は大都市からのアクセスに恵まれており、施設からの眺望にも恵まれたロケーションが強みでした。また、ホテルに併設して日帰り温泉施設を運営されており、泉質の評価も高く、地元高齢者の固定客からも高評価を受けていました。
日帰り温泉施設の駐車場からの眺望が特に優れていました。そこで、温浴施設の駐車場を別の場所に確保し、その場所でドームテント型のグランピング施設を提案させていただきました。A社の社長さまは当初は、「温泉がある建物から駐車場が遠くなるので、評判が下がらないか不安だ」というご意見もいただきましたが、収益性の高いグランピング施設を併設することで、施設全体の収支が大幅に改善されること、また温泉の利用者増加も見込めることをお伝えし、グランピング事業着手の号令をかけていただく運びとなりました。
グランピング事業の収益性を高めるため、ホテルの既存スタッフの方々にチェックイン・チェックアウトの受付業務や客室テントの清掃業務を兼務してほしいとお伝えました。
反対意見が出ることも予想していましたが、ホテルスタッフの方々は会社の置かれた状況に対する理解が深く、協力的にグランピング施設開業に向けてプロジェクトを推進していくことになりました。
グランピング施設の開発を進めていくにあたり、当時のホテルはレストランが閉鎖されている状況で、グランピングの食事提供やメニュー開発が課題として浮上しました。
そこで、㈱ブッキングリゾートと交流の深い事業者にメニュー開発と食事提供を依頼し、課題解決を図りました。グランピングの収益性を落とさないため、手の込んだ仕込み料理を外注し、加工を必要としない食材原体をそのまま提供できるメニューは自社仕入をしていただく形態で食事提供の課題をクリアしました。
A社長やホテル責任者のメンバーの方々は自主性が高く、何度も弊社の先行事例施設を見学していただき、冬季対策の考え方や施設づくりのノウハウを素早く理解されました。
2020年夏、グランドオープンしたグランピング施設は大繁盛となり、8月~12月の期間の稼働率は90%越えという驚異的な数字を達成されました。また、ドームテント1棟当たりの平均月商は200万円前後で推移し、当初計画を大幅に上回る利益を達成しています。
また、都市部からのアクセスが便利という利点を生かし、主要な駅からの送迎バス運行の成果もあり、1月~3月のオフシーズンもマイカーを持たない学生や若者の需要を取り込み、高い収益力を維持した運営を続けておられます。
さらに弊社の広報活動によるテレビ局の無料取材も複数回、獲得できたため、施設の認知度は大幅に向上し、2021年春以降も予約がとれないグランピング施設として人気を博しています。
「施設全体の集客力強化と収支の健全化」
トレーラーホテルと日帰り温浴施設、レストランの複合施設
ドームテント2棟の付加、食事プランの企画サポート、施設全体のリニュアルサポート、WEB集客
2020年11月開業後、前年対比500%以上の売上伸長
B社様はトレーラー5棟によるホテル運営を実施されていました。海沿いの抜群のロケーションがありながら、宿泊客の単価や稼働率が低迷していることに危機感を感じておられました。
B社長は弊社がグランピングプロデュース業務でブース出展していた東京の展示会に足を運ばれ、その場で「グランピング施設としてリニューアルをできないか」と相談をされたことが、きっかけでお付き合いがスタートしました。
B社長に既存施設の状況をヒアリングしますと、トレーラーのADR(客室単価)は1万円を下回る時期もあり、繁忙期の8月においてもトレーラー1棟当たりの売上高は50万円前後ということでした。施設開業前に計画していた売上を下回る状況で、集客不振は温浴施設についても同様の状況で施設が持つ強みを十分に発揮できていない状況がうかがえました。
当初B社長はトレーラーの全面撤去も視野に入れておられましたが、施設の全面リニューアルはリスクが高すぎることをお伝えし、空きスペースにドームテント2棟設置すること、大きな投資をかけずに植栽工事等で施設の雰囲気をレベルアップさせること、施設名を変更して新規OPENのグランピング施設としてのイメージを打ち出すことを提案しました。
その後、前年に発生した台風による災害復旧の補助金を活用できたこともあり、紆余曲折はありましたが、2020年11月にリニューアルOPENにこぎつけました。
施設リニューアル後は、GOTOキャンペーンの追い風もあり、前年対比で5倍以上の売上高に伸長し、施設全体の収支も大幅に改善されました。
B社は、もともと飲食提供機能には強みがある企業であり、特に食事プラン付きの販売が伸長したため、客単価はリニューアル前の3倍以上に向上したことが業績改善に大きく作用しました。
施設は活気を取り戻し、経営的にも前向きな投資を検討できる状況となり、B社は現在、2か所目のグランピング施設開発に取り組んでおられます。
集客・閑散期対策ノウハウ一覧
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