今大人気のサウナ!これから初めてサウナを利用したい人や、すでにサウナを数回利用している人で「サウナの効果を得るために室内や水風呂には何分入るのが正しい?」「普通のサウナとロウリュサウナで入る時間は異なる?」「24時間営業のサウナやカプセルホテルもあるけれども、夜と朝いつサウナに入るのが良い?」といった、サウナの時間に関する疑問を持つ方も多いでしょう。そこで今回の記事では、サウナに入る前に知っておきたい、サウナの時間に関する正しい知識を紹介します。
目次
サウナ室に入る時間は「8~12分」が基本です。サウナ初心者などでサウナに慣れていないときには無理せず、最初は短めの6分を目安にしても問題ありません。慣れたら少し時間を伸ばし、8~12分を目安にしましょう。
15分以上の長い時間サウナ室に入るのはおすすめできません。また、数分程度でも体の異変を感じたら、無理をせずすぐにサウナ室から出るようにしましょう。もしもサウナ室の暑さに耐えられない場合は、下段に移るのがおすすめです。サウナ室内は上段よりも下段の方の温度が低くなっているためです。
サウナ室にはサウナタイマーや砂時計が設置されています。サウナタイマーは1周で12分計測可能です。サウナ室に入っている時間の目安を測る際に利用すると良いでしょう。
熱したサウナストーンに水をかけて、蒸気を出して体を温めるフィンランド式のロウリュサウナも近年人気となっています。ロウリュサウナも一般的なサウナと同じように、8~12分を目安に入ると良いでしょう。
湿度が低くて温度が高いサウナ室は、ドライサウナと呼ばれています。逆に湿度が高くて温度が低いサウナ室がウェットサウナです。ドライサウナの方がウェットサウナよりも熱いと感じやすくなっています。ドライサウナの場合は、無理をせずウェットサウナよりもサウナに入る時間を短くしておくのがよいでしょう。
サウナ室で汗を流したあとは、水風呂に入って体の熱を冷まします。水風呂に入る時間の目安は「1~2分」です。いきなり水風呂に入るのではなく、用意としてかけ湯やシャワーでかならず汗を流してから入りましょう。
サウナ初心者で水風呂に慣れていない、季節が冬で水風呂に入るのは寒い、寒がりや冷え性で水風呂が苦手、といった人が利用するときには、無理に長い時間水風呂に入る必要はありません。30秒~1分で水風呂から出てしまっても構いません。
水風呂でクールダウンしたあとは、休憩とリラックスのために外気浴を行います。外気浴をする時間の目安は「5~15分」です。季節や時間帯によって時間を変えても良いでしょう。
外気浴の時間は短すぎても長すぎても、ととのうことはできません。「少し足元が冷えてきた」と感じたときが、外気浴を止める目安です。
サウナでととのう体験をするためには、「サウナ室で汗をかく」「水風呂で体を冷やす」「外気浴にあたる」を数セット繰り返します。目安となるのは3セットです。
1セットあたりの時間の目安となるのは、約25~30分です。3セット行うと約1時間20~30分程度となります。サウナを利用する前後の着替えやメイクなどの支度の時間を入れれば、サ活で必要な時間はトータルで2時間ほどと考えておきましょう。
サウナの後、サ飯で腹ごしらえしたり、館内でのお昼寝などを楽しんだりするなら、もちろんそれ以上の時間を見ておきましょう。
営業時間が24時間対応している温浴施設やカプセルホテルなど、夜だけでなく朝や昼に利用できるようになっているサウナもあります。「1日のうちどの時間帯にサウナを利用するのがベスト?」と考えたとき、答えとなるのは「寝る1~2時間前」。このタイミングに合わせてサウナを利用すれば、眠りの質が良くなりぐっすりと眠れます。
サウナの入り方については下記の記事もチェックしてみてください。
▼サウナの正しい入り方(上級者編)はこちら▼
https://www.resort-glamping.com/article/article_053/
▼サウナの正しい入り方(女性編)はこちら▼
https://www.resort-glamping.com/article/article_061/
夜サウナに入るときのベストなタイミングは、前述通り寝る1~2時間前です。ただし夜の時間帯はサウナも混んでいることが多いので、時間に余裕を持つ、予約ができれば予約をする、自宅からアクセスしやすいところを選ぶ、などの工夫をしてサウナへ足を運ぶのが良いでしょう。
なお飲酒後のサウナは厳禁です。アルコールは利尿作用があり、さらにサウナで汗をかくことで脱水症状を引き起こす危険性があります。また酔っている状態でサウナに入ることで転倒したり、眠ってしまったり、血圧が低下してサウナの中で意識を失ったりといった事故につながることも。飲酒したときは、サウナへの入浴は控えましょう。
夜寝る1~2時間前にサウナに入ることでぐっすり眠れるメリットがありますが、一方で、朝サウナにもメリットがあります。朝、起床後にサウナに入れば、さわやかに目覚められ、体のスイッチをオンにできます。
また、サウナ施設によっては朝の入浴料金を安く案内していることがあるので、ふだんよりもお得にサウナを利用できるのもメリット。夜よりもお客様が少ないため、ゆったりサウナを利用したい人にも向いています。
ただし、朝サウナに入ってリラックスし、眠くなってしまうと逆効果です。夜のサウナよりも朝のサウナは入る時間を少し短めにするのがおすすめです。
サウナを設置しているグランピング施設も多くあります。グランピング施設で利用できるサウナはアウトドア環境で楽しむテントサウナやフィンランド式のバレルサウナが多いですが、いずれも貸切予約サウナや客室専用サウナのため、プライベートな空間でサウナが楽しめるのが魅力です。
客室専用サウナが付いているお部屋を選べば、滞在中は好きなタイミングでサウナに入っていただけます。自分のペースでサウナを楽しめるほか、夜寝る前のサウナも、朝起きた後のサウナも思う存分楽しめますね。
サウナのあるグランピング施設もぜひチェックしてみてください。
▼サウナデートにぴったりのグランピング施設はこちら▼
https://www.resort-glamping.com/article/article_070/
▼プライベート&アウトドアのサウナをお泊り(宿泊)で楽しみたい方はこちら▼
https://www.resort-glamping.com/article/article_067/
▼グランピングで楽しめるサウナの種類はこちら▼
https://www.resort-glamping.com/article/article_034/
▼プライベートサウナ(個室サウナ)の楽しみ方はこちら▼
https://www.resort-glamping.com/article/article_063/
サウナ室や水風呂に入る時間の目安や、サウナを利用する時間帯について解説しました。サウナでととのう体験をしたり、効果を得たりするには時間も大切な要素となりますが、時間はあくまでも目安です。熱いと感じたらすぐに出るようにするなど、無理のない範囲でサウナを楽しみましょう。
※本コラムは、2023年6月1日現在の情報に基づいて作成されたものです。各施設・各都道府県キャンペーンの最新情報は、公式サイトをご確認ください。
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