コロナ禍でなかなか会えなかった友だちから「久しぶりに遊ぼう!」のメッセージ。仲良しの3人で旅行をすることになりました。「せっかくなら、瀬戸内の離島に行ってみない?」という提案に全員大賛成。ネットで検索したところ、おしゃれなアイランドリゾートが楽しめるという「GLAMPISPA(グランピスパ)瀬戸内」を見つけて、即予約。私たちは瀬戸内海の島に行くのも初めて。初めて尽くしで、ドキドキワクワクしながら広島駅に集合。レンタカーを借りて、安芸灘とびしま海道のドライブを楽しみ、15時過ぎにグランピスパ瀬戸内に到着しました。
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管理棟でチェックインをして、スタッフからキーや設備、施設のサービスについて説明を受けました。管理棟の真ん中には野菜を並べた木箱が並んでいます。なんと、BBQ用の新鮮野菜のサービスらしく、好きな野菜を好きなだけ専用のバスケットに入れてドームに持っていけるとのこと。それ以外にもバドミントンやフープなどのレンタル遊具、冷たいドリンク類やお菓子の販売コーナーなどがあり、施設内でたっぷり楽しめそうです。
管理棟の外には、2時間無料のレンタサイクルや、餌代(1,650円)だけで楽しめるレンタルの釣竿(餌代は1,650円)も。「釣り、やりたーい!」3人の中で一番アウトドア派の友だちが手を上げました。施設の裏門を出たところが釣りスポットになっているのだそうです。
さっそく自分たちのサイトへ。ガーデンドームを見た途端、みんなのテンションが一気に上がりました。思ったよりも広くて、かわいいハンモックまであります。中に入ると、空調がしっかり効いていて快適に過ごせそうです。
実は私たちは虫が大の苦手。アウトドアにはあこがれがあっても、なかなかチャレンジできなかったのです。でも、グランピングの大きなドームは、キャンプのテントとちがって広くて、虫も入ってこない。私たちにはぴったりのアウトドアスタイルです。
レンタルした釣竿を持って、スタッフに教えてもらった釣りスポットへ。タイやメバルが釣れるそうです。「夕食はタイの塩焼き!」と張り切っていた友だちも、寄せては返す波の音を聴いているうちに無言に。緑から青のグラデーションに輝く海はとてもキレイで、じっとみつめているだけですっかり心が癒されました。
残念ながら釣果はゼロ。でも、楽しかった!歩いて2分でビーチにも行けるなんて本当に贅沢なロケーションです。
ガゼボ(食事スペース)の冷蔵庫には、BBQの食材がぎっしり。「豪華っ!」「食べ切れるかな?」と心配になるぐらいのボリュームです。広島のブランド肉、広島牛のサーロインとスペアリブ、管理棟にあったマルシェの野菜をBBQコンロで焼いていきました。
「こんなにおいしいBBQ、初めて!」とみんな大感激。広島産のぷりっぷりの牡蠣はダッチオーブンで酒蒸しに。丸鶏をビア缶に乗せて焼くワイルドな「ビア缶チキン」は皮がパリパリで中はジューシー。「タコのアヒージョ」や「真鯛のアクアパッツア」などのスキレット料理はコンロに乗せて焼くだけ!本格的なBBQグリルで、一度にいろんな料理ができましたよ。
ちょうど夕食を楽しんでいたときに、ふと外に目をやると、西の空にはきれいな夕日が!思わず食べる手を止めて、3人で黄昏時のオレンジ色に染まる空を眺めました。刻々と色を変える幻想的な風景にしばしうっとり。ほんの短い時間だったけど、なんだかパワーもチャージできたみたい。
夜は、お庭の東屋の軒がライトアップし、昼間とはガラッと変わってロマンティックな雰囲気になっていました。
食後は、お庭のファイヤーピットで、焚き火をすることに。薪を組んで、真ん中に着火剤をいれて火をつけるとあっという間に薪に火が付きます。初心者でも簡単に火を起こせました。
サービスの大きなマシュマロを串に刺して、「焼きマシュマロ」に挑戦。トローリとした食感と、クセになる甘さです。焚き火を囲んでマシュマロを食べていると、子どもの頃、キャンプファイヤーでワクワクした夜を思い出しました(焚き火用の薪はバケツ一杯入って、1,100円でした)。
夜のお楽しみは、なんといっても温泉!グランピスパ瀬戸内は、全室に天然温泉があるそうです。旅館の家族風呂ぐらいの大きさだったので、3人一緒に入りました。もちろん、お風呂の中でもガールズトーク。天井が空いているので、湯船に浸かりながら、満天の星を眺めました。洗い場も2つあるのでのびのび使えます。シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどのアメニティやタオル類も、ホテルのように高品質なものばかりなのも女子にとってはうれしいポイント。
今日は1日、疲れたけれど、温泉効果か、ベッドがフカフカだからか、ベッドに横になったとたんすぐに寝入ってしまい、朝までぐっすり眠れました。
朝ご飯は、ホットサンドとソーセージエッグ。ここ大崎下島の特産「大長みかん」100%ジュースと、瀬戸内レモンヨーグルト。みかんジュースは、甘くてほどよい酸味で、とってもおいしい。お土産に買って帰りました。
荷物をまとめたらチェックアウト。せっかくなので大崎下島をぐるりとドライブして帰ることに。
グランピスパ瀬戸内から車で10分ほど走ると重要伝統的建造物群保存地区の「御手洗」に到着。江戸時代、風待ち潮待ちの港町として栄えた場所なのだそうです。最近では、映画「ドライブ・マイ・カー」のロケ地になったことでも話題になりました。
江戸から明治、大正、昭和に建てられた建物が混じり合い、細い路地が網の目のように入り組んだレトロな街並みを散策。しばしノスタルジックな気分に浸りました。
おしゃれなグランピング施設で、瀬戸内の新鮮素材の豪快BBQ、海釣りや焚き火、焼きマシュマロなどのアクティビティ、天然温泉で疲れを癒して、翌日は観光まで!1泊2日なのに、ものすごく充実した時間を過ごすことができました。時間を気にせずおしゃべりして、大笑いして…。やっぱり友だちっていいな!と実感。
「また来たいね」「もちろん!」「絶対来よう!」と答えてくれる彼女たちも、同じ気持ちなのでしょう。極上の休日を過ごしたみんなの笑顔が輝いて見えました。
※本記事は2023年7月の情報に基づき、グランピスパ瀬戸内とのタイアップにより作成されたものです。記事には、体験者の所感、感想が含まれます。最新の情報は予約サイトなどでご確認ください。
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