今年から大学生になった私。
新しい友人、大学から始めたアルバイト、日々の講義と、新生活は楽しいけれど、毎日忙しく、GWを過ぎたあたりからちょっとお疲れモードに…。そこで小さい頃から仲良しの友人と2人で週末旅行を計画!「何も考えず景色を眺めて過ごしたい」という意見は一致したものの、2人ともまだ運転免許は持っておらず、車が必須のアウトドアは断念。ところが、「ここなら電車と船で行けるよ!」と友人があるグランピング施設を発見。2人で瀬戸内の島に出かけることになりました。
目次
「都会の喧騒を離れたい」と思うことはありませんか?でも、本当に自然豊かな場所に行こうと思うと車が必要ですよね。それが悩ましいところでしたが、なんと今回訪れる施設は非日常の船旅も楽しめ、送迎サービスがあるから車なしでもアウトドアができます!
行く先は「サンシャイングランピング江田島」。瀬戸内に浮かぶ島の一つ、江田島にあるグランピング施設です。広島駅から路面電車で広島宇品港 に向かい、30分ほどの船旅を楽しんで中町港に到着、その後は施設の送迎車で現地へ。電車も船も乗り継ぎがスムーズな上、週末でも渋滞に巻き込まれないから、移動疲れもなし!車がなくてもこんな自然豊かな場所に来られるとは驚きです。
ちなみに送迎は中町桟橋のほか、三高桟橋にも来てくれるそうですよ。
「何この景色!!すごくきれい」
屋上に上がった瞬間、2人同時に歓声を上げてしまいました。
なんとこの施設は、屋上にドーム型テントがあり、見晴らしが抜群。瀬戸内の穏やかな海とそこに浮かぶ大小さまざまな島の風景は、きっと瀬戸内でしか見られない絶景。「なんか写真の中に飛び込んだみたい!」と友人も大興奮です。
しかも、海と島の風景からそのまま視線を上に向けると、なんだかいつもより空が近くに感じられます。施設自体が島の高台にある上、建物の屋上にいるから青空に手が届きそう。これぞ屋上グランピングの醍醐味です。
屋上に着いた瞬間から景色に見とれて、すっかりお部屋に入るのを忘れていた私たち。屋上を満喫したところで、ようやくテント内へ。
私たちの部屋はシングルベッドが2台置かれた定員3名の部屋。天井の高さと大きな窓のせいかお部屋が広く感じられます。テントの半分近くはあるかと感じられる窓からは、瀬戸内の海の風景が見えるので、お部屋に入っても開放感が損なわれることはありません!白と青を基調にした爽やかなインテリアは、窓から見える風景とマッチしていて、いつまでもくつろいでいたくなる空間になっています。
ちょうど暑くなり始めた頃だったのでエアコン完備なのもうれしかったですね。共用スペースにあったコーヒーやお茶を入れてのんびりしていると、あまりの心地よさについウトウト・・・。友人に起こされなければ、本格的に寝てしまうところでした。
「よかったら夏祭り気分を味わいませんか?」
スタッフの方に勧められて向かったのが縁日コーナー!なんと建物の1階には、ポップコーンや綿菓子づくりが体験できたり、ダーツで遊んだりできるスペースがあるんです。
私たちはさっそくポップコーン作りから始めることに。専用のマシンに乾燥とうもろこし&キャラメルシュガーを入れると、次に何が起こるのかワクワクしてきます。2人とも無言でマシンとにらめっこ!しばらくして窯からポンポンとポップコーンがはじけ出てくると、思わず「すごーい!」と声を上げ2人で大盛り上がり。その後友人はカラフルな砂糖で、綿菓子づくりに挑戦。2人とも童心に返って夢中で遊んでしまいました…。
これが無料で何度でも楽しめるというから驚きです。時間は15時から20時までだそうですよ。
17時になり、テント横の食事スペースには夕食が運ばれてきました。
「ごはんがおいしいと、それだけで旅は楽しくなりますよね!」というスタッフの方の言葉通り、テーブルに並んだグランピングBBQはとにかく豪華でボリューム満点!大きなステーキはなんと広島牛、殻付きの牡蛎も地元産のもの。食材は広島や地元・江田島産のものにこだわっているとのことでした。
続いて登場したのは、大きなアワビとアカエビがのったスキレット料理!そのゴージャスさに胸がときめきます。しかもスキレットは「トマトとチーズのアヒージョ」「鶏もも肉のヤンニョム焼き」など合わせて5種類。これでもかというぐらい次から次に並べられるので、テンションがどんどん上がっていきました。
「こんなに食べきれるかな?!」と少し心配しましたが、食べだすととにかくおいしくてお箸が止まらず2人とも完食!空に近い開放的なアウトドアのロケーションと施設のおもてなしの心が伝わってくる料理の数々に、お腹はもちろん、心まで満たされました。若い男性グループでも十分お腹いっぱいになる量だと思います!
夕食が終わってもまだまだ元気な私たち。施設では花火が販売されていたので、私たちは今年初の花火を楽しむことに!20時まで駐車場近くの共有スペースで遊びました。
その後は、施設の入り口付近にある焚火スペースへ。あんなに夕食を食べたのに、大きなマシュマロを見るとついやりたくなってしまいます…。金串にマシュマロを指して炎の中へ。お互いに横目でチラチラ相手のマシュマロを見ながら、どっちが上手く焼けるか無言で競います。結局どちらも焦げてしまい2人で爆笑。こんな何気ない一コマも旅先ならでは。贅沢な時間が流れているのを感じました。
テントに戻ってからは、部屋に置いてあった天体望遠鏡をちょっと覗いてみました。島は周りに明かりが少ないとあって天体観測にはもってこいの場所なのだとか。この日は曇り空だったので満天の星空とまではいきませんでしたが、お天気がよければきっと降るような星空が見えるはずです。
実はこの施設、別館の敷地内にサウナ付き貸切風呂があるそうです。料金は50分4,000円。利用時間は、17時・18時・19時・20時の4枠があるとのこと。最近はやりのサウナに入ってみたいと友人と予約するつもりが、到着から体験尽くしで遊ぶことに夢中になってしまい、すっかり忘れてしまいました。これだけがちょっと心残り…次回は必ず入りたいですね!
ただ、屋上から建物内に入ったすぐの場所に、24時間無料で利用できるシャワールームがあるので、遊びすぎても大丈夫!深夜でも早朝でも利用できます。シャンプー・コンディショナー、ボディソープのほか、ドライヤーや歯ブラシ、タオル、ルームウェアなど必要なアメニティもばっちり揃っていましたよ!
今日は1日たくさん遊んだのに、まだまだ元気な私たち。楽しいことをしていると人は疲れないものなのかもしれませんね!
まだまだ寝られそうにない私たちは、共用スペースにあったUNOやオセロで遊ぶことに。こちらは無料でレンタルできます。シャボン玉をつくるバブルガンもありました。
普段はスマートフォンやデジタルゲームに慣れているので、友人と膝を突き合わせてゲームをするのはとても新鮮。大いに盛り上がり、気が付けば日付が変わっていました。デジタル機器がなくてもこんなに楽しく過ごせるのだと、あらためてグランピングの魅力を感じた私たちでした。
朝は5時起床。私たちが訪れた時期の江田島の日の出時間です。 なぜこの時間に合わせて起きたかというと、朝日を眺めながらおいしいコーヒーが飲みたかったからです!
実は前の日、共用スペースに2種類のコーヒー豆とミル挽きセットがあるのを発見。朝の澄んだ空気の中、朝日を眺めながら本格コーヒーを楽しもうと2人で決めていたのです。
ミルで豆を挽き始めると、ゴリゴリという音と共にふんわり漂ってくる豆の香りが心地よく、体が少しずつ目覚めていきます。挽いた豆をフィルターに移しお湯を注ぐと、辺りには挽きたてのコーヒーの香りがさらに広がってなんとも幸せな気分に!朝霧の中からゆっくりと瀬戸内の海と島々が現れてくる風景を眺めながら飲むコーヒーは、言葉にならないほどのおいしさでした。
その後はゆったりと朝食をいただき、施設を後にしました。
青い空と海、緑の島々を屋上から見晴らしながら過ごした2日間。おいしいご飯を食べたり、縁日やゲームで子どものようにはしゃいだり、極上のコーヒーを味わったりとアクティビティも盛りだくさん。自然の中にいるとこんなにも気持ちが元気にアクティブになるのだと実感したグランピング旅でした。
ちょっと気持ちが疲れたときにはまた来よう!友人もきっとそう思っているに違いありません。
※本記事は、2023年6月の情報に基づき、サンシャイングランピング江田島とのタイアップにより作成されたものです。記事には、体験者の所感、感想が含まれます。最新の情報は予約サイトなどでご確認ください。
クチコミ・体験記